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ポーカー用語集

解説文中の用語はすべてここにつながっています。初級者がつまずくのはたいてい用語なので、わからない言葉が出たらその場で開いてください。

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ポットオッズ

コールするために払う額と、勝ったときに取れる額の比。「いくら払って、いくら取れるか」を表す。

: ポットが150でコールが50なら 3:1。50払って200取れる勝負。

関連: 必要エクイティ

必要エクイティ

別名: 必要勝率, 損益分岐の勝率

そのコールが損でも得でもなくなる勝率。コール額 ÷(コール後のポット総額)で求まる。これを上回る勝率があればコールが得になる。

: ポット150にコール50なら 50 ÷ 200 = 25%。

関連: ポットオッズ、エクイティ

エクイティ

別名: 勝率

今この瞬間に最後まで進んだ場合に、自分がポットを取れる割合。引き分けは山分けとして数える。

関連: 必要エクイティ

EV

別名: 期待値

同じ状況を何回も繰り返したときの、1回あたりの平均的な損得。プラスなら長期的に得な選択。

関連: EV損失

EV損失

別名: EVロス

最も得な選択と比べて、自分の選択がどれだけ損しているか。単位は BB。0 に近いほど良い。

関連: EV

BB

別名: ビッグブラインド

ビッグブラインドの額。トーナメントではブラインドが上がり続けるので、チップの絶対量ではなく「BB何個ぶんか」で考える。

実効スタック

対戦相手と自分のうち、少ないほうのスタック。実際に賭けうる上限はこちらで決まる。

関連: BB

SPR

別名: スタック・ポット・レシオ

実効スタック ÷ ポット。小さいほど「もう降りにくい」状態を意味する。1を切るとほぼコミット済み。

関連: 実効スタック

ICM

別名: インディペンデント・チップ・モデル

チップの量を賞金の期待額に換算する考え方。トーナメントではチップを2倍にしても賞金は2倍にならないので、チップのままでは正しい判断ができない。

関連: リスクプレミアム

リスクプレミアム

ICM を考えると、チップ基準よりも余分に必要になる勝率のこと。飛ぶと賞金を失うので、その分だけ慎重になる必要がある。

関連: ICM

バブル

賞金圏に入る直前。あと1人飛べば全員が入賞、という局面。ここではリスクプレミアムが最も大きくなる。

関連: ICM、リスクプレミアム

プッシュ/フォールド

別名: プッシュフォールド

スタックが浅いとき、オールインか降りるかの二択だけで戦う戦略。中途半端なレイズをすると降りられなくなるため。

ブロッカー

自分が持っていることで、相手がそのカードを使った手を持てなくなる効果。A を1枚持つだけで相手の AA は大きく減る。

レンジ

そのアクションを取るときに持っている可能性のある手札の集合。1つの手ではなく、集合で考える。

レンジ優位

別名: レンジアドバンテージ

そのボードにおいて、自分のレンジ全体のほうが相手のレンジ全体より強いこと。ベットしやすさに直結する。

関連: レンジ、ナッツ優位

ナッツ優位

別名: ナッツアドバンテージ

最強クラスの手を持てる割合が相手より高いこと。レンジ優位があってもナッツ優位が無いと、大きいベットは打ちにくい。

関連: レンジ優位

ボードテクスチャ

場に出ているカードの性質。高いカードがあるか、同じスートが並ぶか、つながっているかなどで、有利なレンジが変わる。

c-bet

別名: コンティニュエーションベット

プリフロップで自分がレイズした側が、フロップでもそのまま先にベットすること。

MDF

別名: ミニマムディフェンスフリークエンシー, 最低防御頻度

ベットに対して降りすぎないために、最低限守らなければならない割合。ポット ÷(ポット + ベット)で求まる。

アウツ

別名: アウト

次のカードで自分の手が良くなる、残っているカードの枚数。

アンティ

全員が毎ハンド強制的に払う参加料。ポットが最初から大きくなるので、勝負に行く価値が上がる。

ポジション

テーブル上の順番。後ろの席ほど、相手の行動を見てから決められるので有利。

BTN

別名: ボタン, ディーラーボタン

その回のディーラー役の席。プリフロップ以外では最後に行動できるので、最も有利な席。

: テーブル上では白い「D」のボタンが置かれている席。

関連: ポジション

SB

別名: スモールブラインド

BTN の左隣。カードを見る前に強制的にビッグブラインドの半額を出す席。フロップ以降は最初に行動する。

関連: ポジション、BB

ビッグブラインドの席

SB の左隣。カードを見る前に強制的に1BBを出す席。プリフロップでは最後に行動できる。

関連: ポジション、BB

UTG

別名: アンダーザガン

ビッグブラインドの左隣。プリフロップで最初に行動する席。後ろに全員が残っているので、最も慎重に選ぶ必要がある。

関連: ポジション

CO

別名: カットオフ

BTN の1つ前の席。BTN の次に有利。

関連: ポジション

HJ

別名: ハイジャック

CO の1つ前の席。

関連: ポジション

ショーダウン

最後まで降りなかった人どうしが手札を見せ合って、強いほうがポットを取ること。

ポット

そのハンドで全員が出したチップの合計。勝った人がこれを総取りする。

ボード

別名: コミュニティカード

場に表向きで置かれる共通のカード。全員が自分の2枚と組み合わせて使える。フロップ3枚・ターン1枚・リバー1枚の計5枚。

オールイン

持っているチップを全部賭けること。トーナメントでは、負けるとその時点で終わる。

混合戦略

別名: ミックス

同じ状況・同じ手札でも、決まった割合で複数のアクションを使い分けること。相手に読まれないために必要になる。

均衡

別名: ナッシュ均衡, Nash 表, Nash表

お互いが相手の戦略を知っていても、自分だけ戦略を変えると損になる状態。つけ込まれない基準として使う。

エクイティ実現

計算上の勝率を、実際にショーダウンまで行って取りきれるかどうか。ポジションが悪いと実現しにくい。

関連: エクイティ、ポジション

ポラライズ

別名: 二極化, ポラライズドレンジ

強い手と、弱いけれど降ろす目的で打つ手(ブラフ)だけでレイズを組み、中くらいの手はコールに回す組み立て方。中くらいの手はレイズしても、強い手には勝てず弱い手は降りてしまうので、レイズに向かない。

: AA と A5s でレイズし、AJo はコール。AJo は「レイズしても得をしにくい」手の代表。

関連: レンジ、ブロッカー、EV

ブラフに向く手

別名: ブラフ候補

降ろす目的で打つのに向いた手。降りられても損が小さく、かつ相手の強い手を1組でも減らせる(ブロッカーになる)手が選ばれる。

: A5s は、相手の AA・AK を減らしつつ、降ろされてもスートで伸びる目が残る。

関連: ポラライズ、ブロッカー

未開のポット

別名: 未開, アンオープンポット

自分の番が回ってくるまで、誰もレイズもコールもしていない状態。ブラインドとアンティだけがポットに入っている。

: 全員フォールドで BTN に回ってきた場面。

関連: ポット、アンティ

マルチウェイ

別名: マルチウェイのコール

3人以上が降りずに残っている状態。相手が増えるほど、同じ手でも勝ちきるのは難しくなる。

関連: エクイティ

コールレンジ

別名: コール席

相手のベットやオールインに対して、降りずにコールする手の集まり。押す側より狭くなるのがふつう。

関連: レンジ、プッシュ/フォールド

オープンレンジ

別名: オープン

誰もまだ賭けていないところから、自分が最初にレイズして入る手の集まり。後ろの人数が少ない席ほど広くなる。

関連: レンジ、ポジション

コールドコール

すでに誰かがレイズしたポットに、自分はまだ何も出していない状態からコールして入ること。

関連: コールレンジ

chip-EV

別名: チップEV, チップ基準

賞金ではなく「チップの増減」だけで測った期待値。トーナメントでは賞金が順位で決まるので、これだけで決めると行きすぎることがある。

関連: EV、ICM

モンテカルロ

別名: シミュレーション

残りのカードを無作為に何度も配って、勝った割合を数える方法。回数を増やすほど誤差が小さくなるが、完全に正確な値にはならない。

: 4000回配って1500回勝てば、勝率およそ37.5%と見積もる。

関連: エクイティ